米 SPACE SOUND RECORDS から3作品を購入。(リンク先のShopで注文可)
SONOROUS / RYGAR
NEW WORLD ORDER / PRODOMO
INTERPLAY 2010 – 2020 / FRED VENTURA
(写真はクリックで拡大できます)
NEW WORLD ORDER / PRODOMO はケース交換済み。使用されていたケースが製造不良品で、ケースを開こうとすると何かに引っかかって開きにくく、ケースを開けるたびにケースから音が鳴るような状態。何度かケースを開け閉めしていたら、ケースがヒビ割れしちゃいました。
あと、どの作品も新品・未開封なのにケースに擦り傷があったので、(ポーランドにあると思われる)CD製造工場の品質管理はテキトーっぽいです。ただ、ケース以外は問題ないので、ギリギリOK?ですかね…。
以下、作品の紹介、感想を簡単に。
SONOROUS / RYGAR:
Michiel van der Kuyのプロジェクト、RYGARの最新アルバム。王道的なSpacesynthトラックがほとんどですが、アルバムタイトルになっているSONOROUSは異色の作品。Linda Jo Rizzoによるボーカル入りのダークな低BPMシンセポップ。
Rygar – Sonorous (Album Promo Mix)
NEW WORLD ORDER / PRODOMO:
LASERDANCEのパクリのような曲もちらほらありますが、基本的には聴きやすい印象の非常にオーソドックスなSpacesynth。カバーアートも格好良くて好みです。
Prodomo – New World Order – Promo Mix
INTERPLAY 2010 – 2020 / FRED VENTURA:
近年のFRED VENTURAさんらしい、クールで透明感のある、硬派な雰囲気の作品が集められています。試聴は下記のYoutube Videoの他に、Bandcampでの配信版があります。
(上記画像をクリックするとAmazon.co.jpの商品ページに移動します)
1st: The Letter (CDSOL-46623)
2nd: Queen Samantha 2 (CDSOL-46622)
Queen Samanthaといえば Close Your Eyes (邦題:瞳にファンタジー) が日本でもヒットし、ビクターからリリースされたディスコクラシックのCDに時々収録されているので、ご存知の方の多いと思います。 今回再発された2作品はどちらもクオリティはかなり高いので、まだ聴いたことのない方にはオススメですね。(注: Close Your Eyesは収録されていません。)
私は、2012年にリリースされ、1st/2nd/3rdの曲を(ほぼ?)網羅し(曲順は変更されています)、ボーナストラックを追加した The Collection というコンピレーション(正規版です。オススメ!)で音源を持っているので、ぶっちゃけ、今回の国内版は購入予定はないのですけど。
2. Blanco y Negro作品
– 2000s THE COLLECTION Volume 1 (2 CDs | ¥799)
2000年代のハウス、トランスなどをExtended収録。ON THE MOVE / BARTHEZZ、LIGAYA (GREEN COURT REMIX) / GOURYELLA など。前から興味があったCDで、この値段で買えてラッキー!
– blanco y negro DJ CULTURE VOL.42 (2 CDs | ¥417)
2019年のハウス、EDMのExtended収録がメインのコンピレーションですが、ZYX Italo Disco NEW GENERATIONに曲が収録されたこともあるアーティスト、YUHNIVESIAの曲が入ってるので買ってみました。イタロディスコ派生のSpacesynthトラック(HELIUM)も1曲入ってましたね。メインのハウス、EDMもキャッチーな曲が多く、購入して正解。
BEST OF NEW GENERATION MAXI DISCO – CD EDITION VOL. 1. (Discogs)
発売されたばかりの新作。NEW GENERATION ITALO DISCO / EURO DISCO のコンピレーション。これ、かなりクオリティ高くて、予想以上の出来でした。いい曲揃ってます!
3曲目の DISCOLIGHTS / ENERGY VOICE が特にオススメですねー。メロディがグルーヴィでノリノリ♪
Energy Voice – Disco Lights (Italo Party Live)
CLAY PRODUCTIONS – BEST MAXI HITS (Discogs)
New Generation Italo Disco を製作している CLAY PRODUCTIONS の作品を集めたコンピレーション。2018年発売。8曲目に収録されている、ITALO FOREVER / ITALOBOX がお気に入りです。イタロディスコへの愛を歌った1曲。聴いていただけるとわかりますが、中の人は↑の DISCOLIGHTS / ENERGY VOICE と同じ人。
Italobox – Italo Forever (by Holly)
HELLO / JOY (1st Album) (Discogs) JOY AND TEARS / JOY (2nd Album) (Discogs)
ユーロディスコ・グループ、JOYの再発アルバム。2016年発売。ボーナストラックは追加されておらず、オリジナルのままの構成ですが、丁寧にリマスターされているようで音質は良好。1stには LOST IN HONG-KONG、2nd には JAPANESE GIRLS などが収録。
ただ、CD自体のプレス品質は悪くないんですが、なぜかCDケースの品質がイマイチでしたね。未開封品だけど、CDケース内部に擦り傷があったり、透明のCDケースのプラスチック内部に不純物(チリ)がめり込んでたり。ケースのバリの処理が荒く、ケースの端っこに繊維状のプラスチックの糸が付いてたり。
– 入手方法:なんとか日本国内サイトで入手したい人向け –
BEST OF NEW GENERATION MAXI DISCO – CD EDITION VOL. 1. :
CD EDITIONではなく、配信であれば、Amazon.co.jpでも買えます。WAVで買いたい人は(国内サイトではありませんが)Junodownload。ただ、配信はCDと一部内容が異なっているようなので、注意してください。
SUPER EUROBEAT presents頭文字D Dream Collection Vol.4
DISC1 : NON STOP REMIX VERSION
あくまでも曲によるのですが、今回はDJ BOSSさんは結構ミックスを頑張られているなあ、という印象。細かく叩いたり、音ネタ入れたり。また、VOL.2/3 のミックスでは違和感のある、くどい部分がありましたが、今回はなく、自然なミックスでした。
DISC2 : EXTENDED VERSION
01. INITIAL D HELL / DAVE RODGERS
2019年のアルバム、DEJA VU等より。特別良くはないが悪くもない、安定した、スタンダードな出来のアグレッシブ・ユーロです。
02. ROCK THIS WAY / NICK KEY
初CD化。お蔵出し(RODGERS & CONTINI RECORDS)。2000年代半ばかなぁ?うーん、まあ、お蔵出しだな、という印象。悪くはないが印象薄めでとっかかりがない、ロック系アグレッシブ・ユーロ。
03. KISSES OF LOVE / SUZY LAZY
AEROBEAT Eurobeat-Version 2にノンストップ収録されていた曲。deltadance.comに水を入れてスプーンで数回かき混ぜたような1曲。そこそこ楽しめる。
04. DEEP INTO YOUR LOVE / PRISCILLA
EUROMACH 5にノンストップ収録されていた曲。DELTAの哀愁ユーロで、まあ、平均的な出来だと思います。
05. QUEEN OF YOUR NIGHTS / MICHELLE ROSE
HI-NRG ATTACKから配信 SUPER CAT-TUNE BEAT に収録されていた曲。初CD化。キャッチーなサビのメロディがいい。ほんのり哀愁風味。おすすめ。
06. SAMURAI / JIMMY BRAVO
EUROMACH 7にノンストップ収録されていた曲。EUROMACH 7では2曲目に収録され、当時のイチオシ曲の一つでしたね。懐かしい名曲。
07. LIE TO ME / FIRE STONE
SCP から配信 EUROBEAT KUDOS 10 に収録されていた曲。初CD化。骨太な雰囲気と疾走感が魅力的な1曲。アグレッシブユーロだけど、これは結構スルメ系かな。聴き込みを推奨。
08. LOVE ME CRAZY / MADDY LAYNE
EUROMACH 3にノンストップ収録されていた曲。飛び抜けてはいないけど、味わい深いメロディがマル。スルメ系哀愁ユーロ。
09. NO RETURN / FASTWAY
EUROMACH 13にノンストップ収録されていた曲。個人的にはユーロマッハシリーズの退潮を思い出す1曲。SCPの勢いが失われていった…。
10. GOT TO RUN / MADISON
Sinclairestyle から配信 BRATT SINCLAIRE EUROBEAT STYLE Vol.3 に収録されていた曲。初CD化。やや暗さを感じる、哀愁アグレッシヴユーロ。淡々としている。
11. LAST FLIGHT TO JAPAN / SOPHIE
初CD化。お蔵出し(TIME)。壮大な雰囲気のある、TIME製・哀愁ユーロ。哀愁に徹した感じではなく、ポップなメロディも混ぜてあるのが特徴。私的には、哀愁に徹して欲しかったかなー。ポップな部分で熱が冷める感じ。まあまあ。
12. WANNA BE YOUR LOVER / KAREN
初CD化。お蔵出し(RODGERS & CONTINI RECORDS)。リフ、A・Bメロ、サビ、どれも平均以上のハイクオリティで、なぜこれがお蔵入り?と不思議になる出来の1曲。正統派の、とてもキャッチーなユーロビート。おすすめ。
13. LET’S DANCE / JOCK LEE
初CD化。お蔵出し(TIME)。こちらもお蔵入りが不思議になる1曲。ノリノリなメロディ、ボーカルがたまらないTIME流アグレッシヴ・ユーロ!個人的にはこの曲が今回のナンバー・ワン! イチオシ!
14. TOKYO BABY, MIDNIGHT LADY / MOTE MOTE
HI-NRG ATTACKから配信 PLANET TOKYO に収録されていた曲。初CD化。あまり盛り上がらないけど、トキオーー!と伸ばして歌うサビなど、コミカルな雰囲気はなかなか楽しい。
15. GAME OVER / ROMEO
DELTAから配信 EUROEBAT MASTERS Vol.20 に収録されていた曲。初CD化。こちらもイマイチ盛り上がらない佳作。イケイケユーロ作ろうとして、結果、淡々とした出来になった、という感じ。
一部楽曲の音質について:
今回は一部の楽曲で音質面で難があるように思えたので、記述しておきます。
DISC1
04. STORMY NIGHT / DAVID ROPA
全体的に音がザラザラしていて、音質は良くありません。SEB VOL.147に収録されているEDIT音源と比べると、すぐに違いがわかります。本作と比べて聴くとSEB VOL.147の方が非常にクリアな音質に感じるくらい、そのくらい違います。うーん、どこから音源持ってきたんだろう…。
DISC2
01. INITIAL D HELL / DAVE RODGERS
この曲はもともとサビのあたりで、意図的かどうかはわかりませんが、チャリチャリ、ジャリジャリというノイズのような音が入っています。それがこのDISC2では、DAVE自身のアルバムと比べ、全体的に音量が上げられているせいか、目立ちやすくなっているようです。逆にDISC1のノンストップでは、エンジン音などの効果音が重なり目立ちにくくなっています。で、まあ、もともとなので、あまり気にすることなく楽しむのが吉。
08. LOVE ME CRAZY / MADDY LAYNE
DISC1 Tr.18にも収録され、共通の問題ですが、曲の一部が、かすれているように聴こえます。また、DISC2で曲の終わりのフェードアウト部分が完全に音がフェードアウトしないままブツ切りのように終わり違和感がありました。