最近購入したイタロディスコCD・2022年8月



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ZYX Italo Disco SPACESYNTH COLLECTION 8: (Amazon.co.jp | トラックリスト)
これまでとは違い、80年台の楽曲はなく、新曲のSpacesynthとRemixで構成されているシリーズ第8弾。選曲担当者の好みなのか、LASERDANCEスタイルのオーソドックスな曲が多く、正直ちょっと退屈ですね。似たり寄ったりで。

そんな中、耳に残ったのはCD 1 7曲目の Aliens / STARLAB。STARLABは、Spacesynthアーティスト、Synthesisの別名義なんですが、この曲はスイスHYPERSOUND PRODUCTIONSのHumphrey RobertsonスタイルのSpacesynthに仕上がってまして、ゆったりとしたテンポとリズムが印象的な仕上がりでした。Humphrey Robertson氏はDaylight名義で曲のリリースを継続していますので、彼の曲もライセンスして入れて欲しかったな…。

HYPERSOUND PRODUCTIONSのアーティストは、Jan Schipper、Tom Lacy、Xainなど個性的なサウンドのアーティストも多かったですが、近年のSpacesynthはこの「8」のようなオーソドックスな曲を作るアーティストが多く、シーンは停滞気味かもしれません。

THE DARK SIDE OF ZYX Italo Disco: (Amazon.co.jp | トラックリスト)
アナログ盤で先行リリースされていたダークなイタロディスコを集めたコンピレーション。GALAXY / XENON, DARK SILENCE / ART FINEなど通好みでカルトなイタロが集まっています。

個人的に良かったのは、ラスト12曲目収録の PROFONDO ROSSO (Flemming Dalum Remix) / CITY CENTER。オリジナルバージョンよりやや派手でわかりやすくなりつつも、同時にコアな雰囲気も増しているという、さすがFlemming Dalum氏!と称賛したくなる良リミックス。
また、11曲目、EYES OF GLASS / EAST WALL はクセのあるやや変則的なメロディとダークな雰囲気の組み合わせが実にマニア好みなイタロでいいです。

わかりやすいイタロディスコとは違った雰囲気の作品も楽しみたい方におすすめの1枚。

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