SEB VOL.250 の感想

SUPER EUROBEAT VOL.250
SUPER EUROBEAT VOL.250 (Amazon.co.jp で購入)
| Track Listing

一言で表現するなら「退屈」。

印象に残ったのはGO GODZILLA GO / IKAのミックスが凝ってるな、くらい。あとは聴いたことのある曲たちがただひたすら流れていく。聴きながら、頭がぼーっとなっていき、眠くなる。そんな作品。
ミックスは一部、凝ってる部分もあるけど、基本的には「繋いだだけ」という感想の域を出ないミックスが大半。248のMIDI WAVEのような、ミックスで新しい魅力が生まれるような展開は見当たらず。
5〜10秒くらいしかない曲が連続したと思ったら、3分くらい入ってる曲があって、それがめちゃくちゃ叩いてある、とか、そういう冒険があれば面白かったのになー、とか思ったり。
(MIDI WAVEのミックスが好きなのは、私が好きなスペインのメガミックス物 (Youtube)に通ずるものがあるからで、SEBも部分的でいいからこのくらい叩いてほしいのだけど。)

選曲は、松浦さんが初期の曲を多めに選んでいて、その辺は良かったと思いました。でも、230以降の新曲は相変わらず冷遇されていて…。250だから集大成ってのはわかるけど、なら、247〜249はなんだったんだよ、とも思いますね。
250が集大成なら、247〜249はそれを考慮して、別のことすべきだし、その逆も然り。似たようなこと繰り返してどうすんのよ、というね。

なんと言いますか、少なくとも私の中でSEBのキリ番は、VOL.170で終わりだったなあ、と。それ以降のキリ番は250を含め「今回は良かった」と思えるのが一つもない。毎回、多少の違いはあれど「集大成」ばっかりやってる。キリ番の売り上げもだいぶ下がってるようですけど、毎回集大成しかやらないことが飽きられてしまった理由の一つだと思うんですけどねえ。キリ番しか買わない人が、毎回同じ曲ばかり入ってるに気づいたら、買わなくなるのは自然なわけで。

まあ、もうSEBも一区切り、ということで、こんなこと言っててもね、とは思います。けど愚痴りたくもなる、ということです。

総評: ★★☆☆☆ (2/5)

内容への評価3。退屈な、ねむーいコンピレーション。
ただ、内容に価格が見合ってないので、-1。
1年後(?)の将来のユーロビート作品に期待しましょう。

(2018年9月の一番の楽しみはZYX Italo Disco NEW GENERATION VOL. 13だよ!ドイツから送料込みで1500円以内で買えたしね。2枚組だよー。あっはっは。 …テンションおかしいですね。)

それでは。

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