＊ TIME TO GET SERIOUS / DYNAMIC
QUAKE RECORDS 初のサイケ音源。対戦型格闘ゲームの元祖とも言える某有名ゲームのボイスサンプルが多用されています。ビヨビヨでエレクトロニックなダンストラックという感じかな。「音」で聴かせるタイプの曲。盛り上がりはあまりなく最後まで淡々と。

＊ (I NEED A) MIRACLE (RED MONSTER MIX) / CASCADA
赤シャツ・みつぐ先生によるハイパーテクノミックス。7月19日発売予定の QUAKE TRANCE REMIXES (QRDJS-17) に収録になりそう。ボーカルが多めに入っているので、大きくオリジナルと異なる、という印象はないですね。ボーカルパートの合間にハイパーテクノなリフが入るという感じ。
やや違和感があるかな…。この曲が、というのではなくて、ハイパーテクノとジャーマンボーカルトランスってジャンル的に相性があまり良くないような…。（＾＾；　トランスコア ※ なら違和感はないんだけど。（でも、トランスコアだと日本では需要がないかも、ですね…（苦笑））
※ トランス風のハッピーハードコア、のこと。一応備考までに。

＜以下、WORLD TRANCE RAVE (VICP-63429) 収録曲＞
＊ GO WEST (CLUB MIX) / ACARDIPANE VS. DJ BALLOON
PET SHOP BOYS の同名曲のカバー。イントロから民族音楽的な演出が入っていまして、PET SHOP BOYS のそれとはだいぶ違う印象です。ボーカルも「♪ラーラー」とメロディを口ずさむ感じで、あまり主張しません。さらっとした感じの軽い曲。

＊ OLE OLE OLE (THE NAME OF THE GAME) / DJ OSTKURVE VS. SOCCER DJ
おなじみのサッカー応援歌「♪オーレオレオレー！」です。BPM 控えめの、これもさらっとした曲ですね。やたらと盛り上がった MC が入ったりはするんですが、BPM が低いことと、派手なシンセが入るわけでもないせいか、盛り上がらず、さらっとしています。

＊ DRIVE X-TREME (SINGLE MIX) / ZIGGY X
ZIGGY X の新曲。これも BPM 低めですね。「タメ」らしいタメ、があるわけではなく、ブレイクもあっさりしたもの。トランスというよりは、トランスのシンセを用いたエレクトリック・ダンストラック、という印象です。「DRIVE X-TREME 」というタイトルなのでスピード感溢れる作品を期待したのですが、違いましたね。

＊ KILL THE SILENCE (ORIGINAL CLUB MIX) / LICHTENFELS
今回 WORLD TRANCE RAVE から紹介する曲の中で最もトランスらしい曲。ちゃんと「タメ」と「ブレイク」があるし。オリジナルのままだとやや遅いですが、CDJ などで BPM を上げれば格好いい。哀愁を帯びた女性ボーカルにシャウトした男性MCが乗っかります。シリアスな雰囲気の良作。