SEB 2019 についての記事を補足

前回の記事にコメントをいただきましたので、補足です。

私は古い曲を入れると売上面で有利だとは思わないのです。SEB 230はオリコンセールスデータ (Eurobeat Primeさん) で前後の通常盤SEBと売上が大きく変わっていませんでした。通常盤を買う人たちがキリ番も買っているだけのように見えます。(古い曲の有無は売上に大きな影響を与えないように見えます。また、税込3300円を超える価格はライト層をお断りしてしまう効果が大きそう。3200円で限界ギリギリ?)

USA -BUZZ JAPAN MIX-が出ましたけど、大して話題にならず空気です。Amazonレビュー・ゼロオリコン過去最高114位らしいですが、何枚売れたのやら。(ノンストップが意外とマズい? ライト層でもちゃんと通常収録の形で聴きたいのかも。SEB 177はUSA/DA PUMP後にプレミア化し、タワレコではJOE YELLOWベストが輸入販売された。でも他のノンストップ版は大して影響なし。)

3520円にして全曲新曲にするか(売上が大して変わらないなら、その方がダンスコンピとして、あるべき姿)、
税込3000円を死守して、古い曲が好きなライト層に手に取ってもらう努力をするか(USA -BUZZ…の様子から察するにそれでもきつそう。その手のライト層の存在が幻想にすら思える)、どっちかにした方がいいとは思います。 (※)

前回の記事で「SEB的な思考」と書きましたが、「古い曲を入れないと売上が〜」というのも「SEB的な思考」かもなあ、と。
古い曲を入れ続けた結果、キリ番だけ買うライト層にマンネリ化の印象を与え、飽きられ、SEB終了の一因となったという思いもあります。

(※) 税込3000円にするなら、ブックレットを1枚のペラ紙(トラックリストとクレジットだけ)にしてもいい。日本盤CDでもEDMコンピなんかは、そのパターンが増えてますし。ユニバーサルのEDM ANTHEMシリーズはそれ。

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