SUPER EUROBEAT VOL.244 簡易レビュー

SEB VOL.244 レビューです。オススメは、Tr.01, 02, 05, 06, 07, 11。
(恒例の最初のお断りのようなものですが)ユーロビートレビューは人によって評価が全く違うことも珍しくないですので、まあ、こういう感想の人もいるのか程度の気持ちで、暇つぶし代わりにでもお読みいただければ幸いです。

今回もSUN FIREがお休み。3Bの曲もないですね。SUN FIREは訳ありな様子ですが、3Bはどうしたんでしょうね?入れようと思えば曲を入れられそうな気はしますが…。
また、ユーロビート通信は、KAIOHインタビューが掲載。松本みつぐさんがお亡くなりになられたことは言及がありませんでした。制作スケジュール的な都合でしょうか。それとも何か訳あって言及のタイミングをはかっているのか…。
この辺が気になりましたが、CD自体はいい感じでした。それでは、レビューです。

(Track Listing | Amazon.co.jp で購入)

01. GIMME SOME LOVIN’ / LOUISE
HI-NRG ATTACK. 聴きやすい雰囲気の哀愁ポップユーロ。このポップさはHI-SITEレーベル作品に近いかも。メロディの完成度が高く、心踊る仕上がり。オススメ。
★★★★☆ (4.2 / 5)
02. THE SPIRIT OF THE NIGHT / DEEMO
DELTA (R. Festari – R. Gabrielli). やや淡々としているスルメ系の仕上がり。流れるように展開する作品で、盛り上がりに欠ける面もあるけど味わい深い。オススメ。
★★★★☆ (4 / 5)

※ ところで…、DEEMOについてですが、
ライナーより引用「新人ながらも、DELTAから送られて来た刺客とも言うべき"DEEMO"のデビュー作」
新人。うん、(ボーカル担当がー、とかは別にして) 少なくとも名義的にはそうですね。
デビュー作。うーん??? 「SEBにおけるユーロビートアーティストとしては」そうだけど…、DEEMO = DEMO なら、デビュー作とすると違和感あります…(^^; プロデューサー2名共通 (Roberto Festari & Roberto Gabrielli) で、NICK FESTARIと曲が同時に収録されたという点も同じで、アーティスト名も1字違い。デビュー作は WHY DON’T YOU LOVE ME / DEMO だぜっ。と思いたくなりますねえ。
ボーカルの声を聴くと、歌い方は変えてる感じしますが、やっぱり DEEMO = DEMO じゃないかなー?

03. TURN ME ON / ACE
SCP. そこそこ良くできた正統派SCPユーロビート。何か足りない感じ、要所要所で、合いの手とか入ればもっと良くなりそうな、そんな感じではあります。ノンストップミックスの時、サンプリングボイスの追加希望。
★★★★☆ (3.8 / 5)
04. JUMP INTO THE YELLOW / ANA & LOL
SinclaireStyle. Sinclaireさんらしさはありますが、メロディの出来が今一歩かな。調子よくない時のエナアタ的なメロディがSinclaireさんにうつったような…。気だるい感じ。
★★★☆☆ (3.5 / 5)

05. GIVE A STOP TO MIND BURNOUTS / PIMKY
DELTA (R. Festari – R. Gabrielli). 事前のビデオではピンとこなかったのですが、これはいい曲! しっかりと地に足がついた感じのキャッチーなリフがたまらない。ポップなイケイケユーロ。最近のユーロでは少なくなった6分という長さも好印象。別に長ければいい曲というわけではないけど、なんか嬉しいですね。
★★★★☆ (4.3 / 5)
06. TIGER MASK / NICK FESTARI
DELTA (R. Festari – R. Gabrielli). NICK FESTARI が2016年にリリースした、New Generation Italo Disco ナンバー、WEB KILLS THE RADIO を高速化し、早口で歌ったようなサビが印象的。タイトルは TIGER MASK ですが、サビの歌詞 TIGER MASK IS COMING BACK を頭で意識して聴くとよりキャッチーに感じられオススメです。最初からなかなか楽しませてくれるクオリティですが、スルメ的な要素もあり、繰り返して聴くとより良いですね。
★★★★☆ (4.3 / 5)
07. TIME GOES BY / STEPHY MARTIN
DIMA. DIMAさんの良さがよく出ている哀愁ユーロナンバー。音はDIMAさんが、エイベックス以外に提供していた楽曲に近い路線。私はこっちの路線の方が好きなので、それも評価ポイント。ド哀愁ってほどではありませんが、手堅くまとまった良曲。
★★★★☆ (4 / 5)

08. PUT AN ARROW / BLACK EVA
HI-NRG ATTACK. サビがやや弱く、エナアタ特有のクセも感じますが、何度か聴いて曲に慣れてくると、楽しくなってくる感じ。ノンストップ映えしそう。
★★★★☆ (3.8 / 5)
09. DON’T WANNA LOVE YOU TONIGHT / DREAM FIGHTERS
DIMA. ちょっと変わった感じのリフが気になって、第一印象は良くなかったのですが、意外と聴ける曲だな、と思います。まあまあ楽しめる作品と言いますか…。それだけにリフの変則感が残念ですね。
★★★☆☆ (3.5 / 5)
10. UNFORGETTABLE UNBELIEVABLE / BLISS
SCP. 良く言えば流れるような、悪く言えば平坦で刺激のない、そんな曲。ヴォコーダーボイスは、アーティスト名義の特徴づけの域を出ない感じ。SF・未来的な世界観でヴォコーダーボイスを生かした曲とか聴きたいです。
★★★☆☆ (3 / 5)

11. A BIT OF EUROBEAT / MANUEL
GOGO’s (SCPスタジオ). 良くも悪くも個性的な MANUEL 作品ですが、今回は彼の個性がいい方向で作用しているように思います。コミカルで楽しいリフ。爽やかなA,Bメロ。わかりやすいフレーズ。全体的にキャッチーな良曲。オススメ。
★★★★☆ (4.2 / 5)
12. YOU SPEND MY MONEY ROUND / LILLY
HI-NRG ATTACK. リフが勢い任せで、やや作り込みが足らない感じですが、ボーカルパートのメロディのクオリティは高く、いい曲だと思います。Bメロからサビの展開がキャッチーで好みですね。オススメ。
★★★★☆ (4.1 / 5)

13. GALLOP / CHAI & ROBERTA
SinclaireStyle. 全体的に丸みを帯びた印象のある作品。元の素材はいいのに、角を取りすぎて物足りない。そんな雰囲気。音をもう少しギラギラさせて、疾走感があればよかったと思うのですが…。そこで、試しにBPMをあげて聴いてみたところ、印象が良くなりましたので、ノンストップ映えするタイプかもしれません。BPMアップ、できる方はお試しあれ。
★★★★☆ (3.7 / 5)
14. ROCKIN’ ON THE HIGHWAY / LOU MASTER
SCP. こちらは全体的に平坦な印象があります。おとなしいA,Bメロ。いまいち盛り上がらないサビ。スルメな感じもしない。
★★★☆☆ (3.4 / 5)
15. KING OF THE ROAD / KAIOH & DOMINO
GOGO’s (SCPスタジオ). リフが、BAD LOVE / KEN MARTIN のリフを引き延ばして、うねらせたような感じで、そこが印象に残る1曲。ボーカルパートは正直盛り上がっているように思えず、微妙な感じ。ボーカルが盛り上がらないので、一周回って、リフが楽しめるポイントになってきますねえ。(^^;
★★★☆☆ (3 / 5)

Total: ★★★★☆ (4/5)
一発で虜にさせてくれるような曲はなかったのですが、スルメ系の良曲がたくさん集まってまして「層が厚い!」 1枚のCDとしての満足度は高く、今回は良盤と言えると思います。星は前回と同じく4つですが、4.5だから4つ。個人的には243より244!243は、3.Xで四捨五入して4でした、正直。でも、244は、4.5。この差はかなりデカイ。ビデオで聴いたときは、小粒な印象だったのですが、CDできちんと聴いたら、いい意味でガラリと印象が変わった1枚でした。

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